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ブログ|かねこ歯科クリニック|吹田市南千里にある歯医者

スタッフブログ ~歯周病治療~  歯ブラシの大切さがわかる!


こんにちは🌞

かねこ歯科クリニック歯科衛生士です✨

大根が美味しい季節になりましたね〜🥬

今日は歯周病が改善された方の症例についてお話しします😊

歯医者が苦手な方でしたが、勇気を出して来てくださいました。

できる限り恐怖心と痛みを和らげるため、全ての処置で笑気麻酔を使用しました。

初診時の歯周検査では磨き残しが100%(理想は20%以下)、歯周ポケットが全顎的に6〜9mm、(健康な状態だと3mm以下)出血が多く、歯茎がかなり炎症を起こしている状態でした。

また、歯茎の下にはたくさんの歯石がついていました。

歯周病は、歯茎の病気ではなく、骨の病気です!

歯を支えている骨が溶けていく病気です。

この状態を放置してしまうと、どんどん歯茎の下の骨が溶けていき歯が抜けてしまいます。

■治療計画

①感染源の除去

超音波の機械と手用の器具を使って、全ての歯垢、バイオフィルムそして歯茎の内、外に着いている歯石を除去します。

さらに、歯周病がかなり進行してしまい歯の周りの骨の吸収が激しい部分は抜歯が必要です。

今回、右上の奥歯2本が抜歯になりました。

歯垢、歯石は1度に全て取り除くと時間がかかる上、しみたり、痛みが出たり患者様の負担が大きいため、今回は4回に分けて除去しました🦷

②ブラッシング指導

歯周病治療の1番大事なところは、患者様自身の日々の歯ブラシです♪

歯ブラシの持ち方・方法・種類(硬さ・毛先の形)、歯磨剤の種類(虫歯タイプなのか、歯周病タイプなのか)、

フロスや歯間ブラシなどの補助器具の使用などなどたくさんの事をお伝えし、改善していきます。

③補綴処置、虫歯治療

歯を抜いたところ、もともと無いところを補う処置を行い噛めるようにしていきます。

 

 

現在では、歯周ポケット3〜4mm、出血もほぼない状態になりました!

患者様のお口への意識も上がり、磨き残しが22%に改善しました!!

写真を見比べると、歯茎の赤みがとれて炎症がなくなった様子がわかります。

 

歯周病治療に限らず、歯科治療は

歯医者の治療だけでなく、患者様の日々のケアもとても重要になります♪

治療が終了しても、歯ブラシと定期検診は続けていきましょう😊