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こんにちは☀️
かねこ歯科クリニック、マイオブレース矯正エデュケーターの古山です!
さて、今日は小児の口腔機能発達不全症という状態ついてお話ししたいと思います👦👧🦷
皆さんは”口腔機能発達不全症”を知っていますか??
口腔機能発達不全症とは、
「食べる機能」「話す機能」「その他の機能(呼吸を含む)」が十分に発達していない、もしくは正常に機能獲得が出来ていない状態のことを言います。
一般的に18歳未満の小児が対象となります😿
そして、この状態が続くと歯並びや体の成長発育に悪影響を及ぼします😣💦
口腔機能発達不全症が疑われる状態はいくつかありますので、当てはまるものがないかチェックしてみて下さい✅
□強く咬みしめられない
□咀嚼時間が長すぎる、短すぎる
(5回以下あるいは5秒未満または1分以上)
□偏咀嚼がある(前噛み、片噛み)
□スプーンを舌で押し出す
□構音に障害がある(舌足らずである)
□口腔習癖がある(指吸い、唇を噛むなど)
□睡眠時のいびきをかく
□お口が常に開いている
食事がうまく出来ないことで栄養がきちんと取れず、身体の成長に影響する恐れがあります。
また、お口ポカンで口呼吸であり鼻呼吸ができないお子さんは
風邪をひきやすい、睡眠の質が悪く日中の集中力が低い、学力の低下などの悪影響があるとの研究結果があります。
口腔機能発達不全症がある場合は早期に改善する必要があります😖😖
例えばこのお子さんは舌突出癖と言って、飲み込む時に舌を前に出す癖があるため、前歯が噛み合わず歯列に影響がでています。
MFTやマイオブレースという方法で癖をなおすことが出来ます!
当院では定期検診の際にフッ素を塗るだけでなく、リットレメーターというお口周りの筋力(口輪筋)を検査する器具を活用し、お口の発達状態をみさせていただいております😄🌈(保険適応)
最近の研究では歯列不正の原因は、遺伝的要素が20%、口腔機能の問題が80%と言われています。
ほとんどの子が口腔機能の改善で綺麗な歯並びを手に入れることが出来ます♪
子どもの歯列不正は昔とは違って口腔習癖を治すことや、スポットの正しい位置を覚えたり、正しい嚥下を行うことで予防できる時代なのです🙆♀️✨
今からでも簡単にできるトレーニング!
舌をスポットに置くことを意識しよう!
※スポット=安静時や嚥下時に舌の先が触れる位置(上の前歯の歯と歯茎の境目から3ミリ後方の膨らみ)
この位置が正常な舌のポジションです♪
他にも様々なトレーニングがあります!
気になる方はお気軽にご相談ください♪