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こんにちは。かねこ歯科クリニックです。
今回は歯磨剤(歯磨き粉)のご紹介です♪
歯科医院には歯科専売品(歯医者さんでしか買えないもの)があります。
☆クリンプロ
特徴1
高濃度フッ化物(フッ化ナトリウム)と
カルシウム、リン酸配合
お口の中は常に、細菌が排出する酸により、
歯の成分であるカルシウムやリン酸が溶け出す脱灰と、唾液の働きなどにより環境が改善され、
溶け出したカルシウムやリン酸が歯の表面に戻る再石灰化が繰り返されています。
カルシウム、リン酸が入った歯磨き粉を使うことでこの再石灰化が促進し、う蝕予防に効果的です。
さらにクリンプロは、従来の技術では難しかった、
高濃度フッ化物(F1450ppm)とカルシウム、リン酸を同時に配合しています。
これは今のところクリンプロしかありません。
特徴2
薬用成分CPC、IPMPが歯肉炎を予防
CPC(塩化セチルピリジニウム)は
口腔内の浮遊性細菌に対して強力な殺菌作用を持っています。
IPMP(イソプロピルメチルフェノール)は
口腔バイオフィルムの内部まで浸透し殺菌することが出来ます。
この2つの殺菌作用により歯肉炎を予防します。
特徴3
低発泡、低研磨
歯磨き粉の発泡量が多いと、すぐに歯を磨けた気になり
磨き残しができてしまうことがあります。
また研磨剤が多いと、歯面を傷つけさらに汚れがつきやすくなる事も。
そのため低発泡、低研磨がおすすめです。
フレーバーはソフトミント、シトラスミントがあります。
さらに、このようなフッ素入りの歯磨き粉を使った後は
お口にフッ素が残るよう
うがいをしすぎないことがポイントです。
そこで、歯磨き後は5~15mlの少ないお水で
5秒間程度ブクブクと1回だけすすぐことをおすすめします。
また歯磨き後は1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です。
☆システマセンシティブ
知覚過敏 とは、むし歯ではないのに、冷たいものがしみたり、歯ブラシをした時にずきっとする状態のことをいいます。
痛みは一過性(その瞬間だけ)で、刺激がなければ痛みは出ません。
しかし、悪化してくると食事や歯ブラシに弊害が出ることも…。
知覚過敏の原因には、歯の象牙質という組織が関係してきます。
象牙質には象牙細管という管があります。象牙質の中を神経のあるお部屋の方に向かって走っている管なのですが、
冷たいものや歯ブラシなどの刺激が、象牙細管を通じて内部の歯髄神経へ伝わることでずきっとした痛みが生じます。
知覚過敏を防ぐためには、刺激の伝達を抑制したり、この象牙細管を封鎖する必要があります。
そこで、このシステマセンシティブです!
こちらは、刺激の伝達を抑える硝酸カリウムと
象牙細管を封鎖する乳酸アルミニウム配合で知覚過敏の痛みを防いでくれます♪
また、歯周病の予防や、むし歯の予防の効果もありますので、総合的にケアできます♪
他の知覚過敏用の歯みがき粉を使ってみてもなかなか効かないな…という方でも、
こちらのシステマセンシティブなら効くことも!!
★チェックアップ スタンダード
・フッ化物1450ppmFの高濃度配合
・根面露出のない、成人向け
・う蝕リスクの高い方、う蝕を予防したい方
★チェックアップ ルートケア
・フッ化物11450ppmFの高濃度配合
・根面露出のある、成人向け
・う蝕リスクの高い方、う蝕を予防したい方
・知覚過敏が気になる方にも
★チェックアップ コドモ
・フッ化物950ppmF配合
・6歳以上のお子様の、虫歯予防に
★チェックアップ ジェル
ミント
・フッ化物1450ppmFの高濃度配合
・う蝕リスクの高い、成人向け
・毎食後の歯みがきにプラスして、就寝前に使用
グレープ、ピーチ、レモンティー
・フッ化物950ppmF配合
・6歳以上のお子様の、虫歯予防に
・毎食後の歯みがきにプラスして、就寝前に使用
バナナ
・フッ化物500ppmF配合
・5歳までのお子様の、虫歯予防に
・毎食後の歯みがき剤として使用
このような感じです。
使用用途に合うものはありましたでしょうか?
私にも子供がいるのですが、歯磨剤は何がいいのかすごく迷っていました。
フッ素濃度はどこまで安全なんだろう?
などという疑問があったのですが、
年齢に合わせたフッ素濃度の種類があると知り、適切な歯磨剤を知ることができました!
学齢期の子供向けは味も種類があるので嬉しいですね。
※注意点※
歯磨き粉の中でF1450は、
高濃度フッ素(F1450ppm)のため6歳未満のお子様には使用できません。
☆リナメル
◎特長◎
(むし歯を予防する作用が3つあります)
①プラーク(歯垢)を吸着除去
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、プラークのもととなるミュータンス菌を吸着する性質があります。
むし歯や歯周病の原因となるプラークをからめとり、お口をスッキリさせます!
②ミクロの傷を埋める
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは超微粒子!
ナノレベルで歯の主成分ハイドロキシアパタイトを補給します。ミクロの傷を埋めることで歯がなめらかになり、プラークやステイン(着色)を着きにくくします。
③初期むし歯を再石灰化
ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトは、エナメル質から溶けだしたミネラルを補給し、再石灰化(歯の表面(エナメル質)を修復すること)します。
さらに…!!!
着色汚れ(タバコのやに)を浮かせてやさしく落とす成分と、歯石の沈着を防ぐ成分も配合されています!
リナメルは、歯本来の白さとツヤを取り戻します♪
味は、少し甘さもあるペパーミントなので辛さが苦手な方にもお使いいただけると思います!
使用後のツルツル感も実感できます!
1度磨きだけでもある程度ツルツルにはなりますが、2度磨きをした方がさらにツルツルになりました!
そして使い続けるとツルツル感を感じやすくなると思います♪
歯磨き粉はご自身で選ぶのもよいですが、歯医者さんでお口の状態を診てもらい、
その状態に合った歯みがきペーストを教えてもらうことが最適です。
正しい予防のためにも定期的な検診を行い、当院スタッフにぜひご相談ください。
歯磨きにプラスでフッ素洗口をすると虫歯予防により効果的です♪
■ビーブランド
*フッ素洗口とは?
フッ素でのむし歯予防方法は、
歯医者で塗るフッ素、
フッ素入り歯磨き粉、
フッ素洗口
の3種類ありますが、その中でも1番むし歯予防効果が高いのがフッ素洗口です!
予防効果は
フッ素入り歯磨き粉30~40%、
歯医者でのフッ素塗布40~60%に対し
フッ素洗口では30~80%にまで上がるといわれています♪
これによりむし歯発生率を半分以下まで下げることができ、なりかけの虫歯の進行を抑える効果もあります。
最も効果が発揮できる4歳~14歳のお子様にオススメしております♪
使用方法は夕食、歯磨き後に1日30秒、決まった量を下を向きながらぶくぶくとうがいするだけです!
飲み込まないように気をつけてくださいね。
うがい後は飲食せず、そのまま寝てもらうと効果的です!
使用する量は年齢によって違うので、必ずスタッフにお尋ね下さいね。
気になる方は是非お声かけください!