症例紹介精密な虫歯治療ラバーダム防湿マイクロスコープ

症例紹介　精密な虫歯治療　ラバーダム防湿　マイクロスコープ

今回は当院の虫歯治療についてです♪

当院ではラバーダム防湿及びマイクロスコープを使用した虫歯治療を行っております。

ラバーダム防湿とは・・・

このように、処置する歯にゴムをつけて、唾液などが治療するところに入らないようにするものです。

なぜこのようなことをするかというと・・・

唾液は、皆さんが思っているよりもきれいなものではなく、細菌が無数に生息する、感染をうけています。

ですから、本来、歯の根の中の神経や骨は、唾液とは直接触れない場所なので、無菌的なのですが、治療中に唾液が触れた時点で細菌が侵入し感染をおこしてしまいます。

細菌を取り除こうとして一生懸命治療しているのに、唾液に触れることで新たな細菌感染が起きてしまうのです。

つまり、歯を治療するということは、体の内部（臓器や血管・神経など）の外科手術をしていることと全く同じで、お医者さんのように、いかに歯科も無菌的に処置をするか、感染の危険が少なくできるかが重要になります。

今回の患者様は古い銀歯の隙間からできた虫歯と、歯と歯の間からできた虫歯の治療を行いました。

↓マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）で撮った写真

歯と歯の間からできた虫歯は発見が難しいですが、マイクロスコープ（歯科用顕微鏡）で確認することができました。

うっすらクリーム色になっていることが写真でもわかると思います！これで中で虫歯が広がっていることがわかります。

↓中の虫歯の状態

↓虫歯を除去し、樹脂をつめた状態

肉眼ではなく、マイクロスコープを使うことで、健康な歯の部分は一切削らず悪い部分だけを除去することができました。

ご自身の歯を長く残したい方はお気軽にご相談ください♪