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お子様のニコッと笑って写った写真。乳歯の歯と歯の隙間が去年より広がっているような気が・・・
幼稚園の年中組の頃って、小さな乳歯に隙間が開いてきていませんか?
かっこ悪いと思うかもしれませんが、これは永久歯が生える準備が進んでいる証拠です。
当たり前の話ですが、歯がきれいに並ぶためには、歯が並ぶスペースが必要です。
乳歯列は上下10本ずつの合計20本、永久歯列は上下14本ずつの合計28本で、普通に考えたら並ぶスペースが足りません。
乳歯列は2歳半〜3歳くらいで生え揃いますが、はじめは歯の間にほとんど隙間がありません。
しかし、永久歯が生えはじめる6歳頃までの約3年間に顎の骨が大きく成長して、土台のスペースが広がります。
この時期に土台のスペースが絶対的に足りない子供に対して、小児矯正を行うことは非常に重要になります。小児矯正、MFT(筋機能訓練)を行うことで顎の成長発育を促します。
歯と歯の間に隙間が開いてくるのは、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなのです。
その後も永久歯に生え替わっている間も顎の骨は成長し続け、20歳ぐらいでほとんどの人の顎の成長は止まります。
今は隙間が気になるとは思いますが、将来歯がきれいに並ぶかもしれません。